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今更聞けない?カメラの使い方 その4:どうすれば綺麗に撮れる?暗い場所での写真撮影

   

暗い場所で写真を撮ったら、
・暗くて何が写ってるかわからない
・被写体がブレて何の写真かわからない
・ザラついた画質の悪い写真になった
という経験はありませんか?

フラッシュを使えば暗い場所でも写すことができますが、水族館や屋内施設等でフラッシュ撮影が禁止されている場所も多く、当然ながらそういうところでフラッシュは使用できません。
それに、白飛びやハレーションを起こすこともあるので、フラッシュを使いたくないという方も多いかと思います。
今回は暗い場所での写真撮影について説明します。

明るいレンズを使う

明るいレンズ=F値の小さいレンズのことです。
個人的な感覚では、F=2.8くらいから明るいレンズと言っていいと思います。

DSC_3442

F=2.8、SS=1/3、ISO160

F値が小さいと光を多く取り込めるため暗所でも綺麗に撮影できますが、被写界深度が浅くなるのでピントの範囲に注意が必要です。

シャッタースピードを遅くする

シャッタースピードを遅くして光を多く取り込むことで、綺麗に撮影できます。

DSC_3444

F=5.6、SS=1、ISO160

シャッターを長く開けていると、動きのあるものはブレて写ってしまいますので、夜景やオブジェ等を撮るのに向いています。
手ぶれの影響も受けるので、三脚の使用をおすすめします。

ISO感度を上げる

ISO感度とは光に対する感度のことで、数値を上げるほど少ない光を感知できるようになります。
このISO感度の数値を上げると、暗い場所での撮影が可能になります。

DSC_3443

F=2.8、SS=1/125、ISO6400

少ない光量でも写すことができるため、シャッタースピードも速くすることができ、動きのあるものも撮影できます。
ただ、ISO感度を上げ過ぎると、少ない光を捉えることができるようになりますが、写真が粗くなってしまいます。

iso160

ISO160 原寸

iso6400

ISO6400 原寸

どれくらい粗くなるかは使用するカメラの性能によって違いますし、どれくらいの粗さまで許容できるかは個人の感覚によって変わってきます。
自分のカメラでどこまでISO感度を上げても鑑賞に耐えうるか、写真の粗さをどこまで許容できるか、確認しておくことをおすすめします。

どの方法が最適かは状況や被写体によって変わるので、いろいろな設定で撮影してコツを掴んでみてください。

今更聞けない?カメラの使い方 その1:露出の設定・シャッタースピードと絞り
今更聞けない?カメラの使い方 その2:ピントの合う範囲・被写界深度と絞りなどの関係
今更聞けない?カメラの使い方 その3:オート以外のモードを使ってみよう

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