新年のご挨拶。元気に健康に生きたからこそ、生きぬき合いたいからこそ交わすもので、大切なものだと思っている。するのもされるのも気持ちが良い。
ただ、仕事における新年の挨拶まわりという風習はどうなのかなーと思ってしまうことはある。
たとえば2023年、2022年。誰とどんな風に新年の挨拶を交わし合ったかは覚えていない。その時期にお会いした人とは挨拶を交わしたに違いないだろうけど、わざわざ、挨拶をするために回ったりはしなかった。
極端な言い方をすれば、新年の挨拶まわりをしたから/しなかったからといって仕事に影響があった(なかった)とは思えないのである。
そう考えると、だ。
ただでさえ、年末年始、長い休みがあって、会社の営業パフォーマンスは落ちている。そのうえ、挨拶まわりのためだけに時間や人的リソースが奪われると、我々のような小さな会社にとって、小さくはない痛手にならないだろうかと考えてしまうのだ。
挨拶に添えてニュースレターを持参するとか、なにかひとつでも痕跡を残すのならともかく、挨拶のために動いているという「仕事をしている風なアリバイ作り」になっていないかどうか、そのあたり、行動の意味、挨拶の価値についてしっかり意識を改めていきたい。
なお、新年の挨拶に限らず、お客さんのところに訪問するときはニュースレターのようなものを持って行くよう指導はしている。内容をチェックしていると本人も嫌がるだろうから、そのあたりは任せているが、さて。