雑記

スキー場のリフトから飛び降りる三浦くんのこと

車をすこしだけ北上させると、寒波の影響で降り積もった雪に出逢うことができた。

瀬戸内は滅多に雪が降らないのでワクワクする。

ぎゅぎゅ、ぎゅぎゅ。
足跡を残して遊ぶ。仕事もあるので、さすがに今回は雪を食べることはやめた。いいかい大人たち、雪は食べると腹を下すよ。

高校の時の修学旅行はスキーだった。

修学旅行委員長だった僕は、その権力により、毎夕の献立にマカロニを選んだのだった。雪とマカロニ。青春だ。

ところで、同じ斑の三浦くんは、ちょっと変わっていた。

スキーリフトから飛び降りたり、リフトの鉄柱にまっすぐに滑り落ちてぶつかっていったりするのである。

「なんでそんな無茶なことするん?」
「いや、飛び降りてみたら気持ちいいかと思って」

あぁ、それも青春だ。

クラス内では地味だった山口くんが、夕食のすき焼きで、班の誰よりも牛肉を食べていたこともよく覚えている。どうだい山口くん、信州の牛肉はうまいだろう?

露天風呂。壁の向こうの女風呂にみんなで雪を放り投げたことも青春の思い出だ。

「雪を投げ込めって、西端くんが大きな声で叫んでいました。修学旅行委員長なのに」

先生にこっぴどく叱られた。

ああ、雪は青春だなあ。