ふあうすとに所属される方、また、そこからのご紹介で様々な方の句集作りもお手伝いさせていただきました。
「立派な本を作って頂いて有り難うございました。亡くなってから出てきた、一つ一つの句が、こうして活字になって、またたくさんの方に読んで貰えることで、あの人もきっと天国で喜んでいると思います」
ある、遺句集を制作させて頂いたときに、そうやって言ってもらえたことが忘れられません。「句集作り」は、その人、その家族、周囲の様々な人の人生を優しくアルバムに刻んでいく、決して中途半端な気持ちでは取り組むことの出来ない、重たい、だけど、とても意義深いお仕事です。
生まれて初めて、仕事で納品を終えた時に、思わず自分も泣いてしまいました。
いつまでも、人の記憶に残るような、喜んで貰える姿勢に一生懸命取り組んでいきたいと考えています。