iPhone6のバッテリー劣化が激しかったので、自分でバッテリー交換にチャレンジしてみた
先日、妻のiPhone6のバッテリーがおかしくなったのを温めたら直ったという記事を公開しました。
iPhoneをフル充電しても数分で残量ゼロになってしまう問題が発生。それを解決した意外な方法
しばらくは大丈夫だったのですが、バッテリーの劣化が激しかったようでフル充電しても1日もたなくなってしまいました。
バッテリーチェッカーアプリで調べてみると、46%劣化していると表示されていました。
さらに、ちょっと寒くなると電源が落ちてしまうようで、これでは神戸のチベット住みとしてはやっていけません。
修理に出しても高くつくので、思い切って自分でバッテリー交換にチャレンジしてみました。
今回は工具付きということで、こちらの商品を購入。
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バッテリー交換の手順は、こちらのサイトを参照しました。
iPhone6 バッテリー交換 写真解説1 自分で修理.com
分解作業を行うと保証が受けられなくなることもありますので、自己責任にて行ってください。
iPhone6のバッテリー交換にチャレンジ!
まずツールの確認をしておきましょう。
吸盤はフロントパネルを本体から引き剥がすのに使用します。
吸盤の下に精密ドライバーのアタッチメント、星型と十字型の2種類が入っています。
棒状のヘラは、コネクタを外すのに使用します。
三角形のヘラは、ディスプレイやバッテリーの隙間に差し込んで使用します。
では、iPhoneの電源を落として、バッテリー交換に取り掛かりましょう。
最初に星型のドライバーでiPhone下部のネジを外します。
ホームボタンのすぐ上あたりに吸盤をくっつけて、フロントパネルを持ち上げます。
この隙間に三角形のヘラを差し込んで開いていきます。
フロントパネル上部はコネクタで繋がっていますので、切らないように注意してください。
写真の◯印5ヶ所のネジを十字型の精密ドライバーで外し、ブラケットを取り外します。
ネジの長さは3種類ありますので、組み立て時に間違えないようにしておきましょう。
キット同梱の精密ドライバーの十字型のアタッチメントがうまくネジ山に噛み合わなかったので、今回は自前の精密ドライバーを使用しました。
ブラケットの下にコネクタがありますので、棒状のヘラで丁寧に取り外します。
4つあるので、すべて外します。
これでフロントパネルが外れました。
◯印2ヶ所のネジを外し、ブラケットを取り外します。
バッテリーのコネクタを、ヘラを使って取り外します。
バッテリーの黒いタブを引っ張って、粘着テープをiPhone底部方向へ水平に近い角度で引っ張ります。
粘着テープは2本あるので、両方とも剥がします。
テープが途中で切れてしまったら、ドライヤーやカイロ等でバックパネルを温めて、ヘラを使ってゆっくりとバッテリーを本体から引き剥がしてください。
これでバッテリーが外れました。
新品のバッテリーに粘着テープを貼り付け、逆の手順で組み立てていきます。
コネクタ類は力任せにはめ込まず、やさしくはめ込みましょう。
見事復活。
バッテリー交換後、数日使用してもらっていますが、特に不具合はなさそうです。
Appleに修理に出すと7,800円(税抜)かかりますが、今回は2,200円で修理できました。
保証期間内の修理費は無料ですが、蓄電容量が出荷時の80%以下の場合に限るようです。
Appleの保証が切れたiPhoneのバッテリー交換を悩まれているようでしたら、自分で交換してみてはいかがでしょうか。
バッテリーの交換作業自体は難しくないのですが、ネジが細かいので失くさないように注意しましょう。