通巻1000号を達成した『川柳ふあうすと』。2015年1月号を発行しました。
2024/05/01
前川企画印刷が毎月手がけている仕事のひとつに、『川柳ふあうすと』の編集があります。
『川柳ふあうすと』はふあうすと川柳社さんが毎月発行している川柳の同人誌で、2014年10月号をもって通巻1000号を迎えました。
その節目に立ち会うことができて、とても光栄に思います。
ふあうすと川柳社について
ふあうすと川柳社(神戸市)は「川柳は人間である」が持論の椙元紋太(すぎもともんた)氏が昭和4年(1929年)に設立した日本3大柳社のひとつで、全国に約1000人の同人・誌友がおられます。
現在は赤井花城氏が主幹を務められています。
毎月の同人誌発行の他に、毎年9月に『全国川柳作家年鑑』を発行しており、こちらは2024年で第69回を迎えます。
サラリーマン川柳とは違うの?
川柳は五・七・五のリズムで詠むため俳句と混同されることもありますが、俳句のように季語は必要ありません。
また、自然を対象に詠む俳句とは違い、川柳は人事を対象に詠みます。
川柳といえば、サラリーマン川柳などで馴染みのある方も多いかと思いますが、ふあうすと川柳社さんは文芸川柳として活動しています。
ユーモアや駄洒落で笑わせることではなく、「人間を詠む」ことに主眼が置かれているので、サラリーマン川柳とは句の印象が随分と変わります。
川柳に興味が湧いたら…
「川柳の冊子を読んでみたい」「ふあうすとではどんな句が詠まれているの?」など興味を持たれた方は、ふあうすと誌を読んでみませんか?
毎月発行されるふあうすと誌の価格は、1部700円、年間で8,000円(送料込)。
また、ふあうすと川柳社さんでは毎月第2土曜日(開催日変更もあります)に句会も開催しています。
お問い合わせは『ふあうすと川柳社』または、前川企画印刷のお問い合わせまで。
『ふあうすと川柳社』
〒650-0011 神戸市中央区下山手通6-2-19 甲陽会館内
TEL / FAX (078)360-9005