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9月の午後、明石市のアート巡り。明石立文化博物館で開催中たなかしんさんの絵本展と、手作り雑貨のセレクトショップKaenさんへ。

   

海の砂を使って描く、絵本作家さんの展覧会が明石でやっているという情報を知った。
まもなく終了してしまう夏季特別展「そうぞうのかけら」
明石市在住、たなかしんさんの展覧会へ行ってきた。

会社が神戸・新開地にあるので、山陽電車に乗り「明石」駅から歩いて10分ほど。
高校生は弓道部だったわたしは、明石駅前にある明石公園は青春の場所。
大人になってから駅に降り立つたび、懐かしさに目を細めている。
ここから歩いて、明石公園の端っこまで、弓矢を持って通っていたなあ

と、歩いてすぐ「明石立文化博物館」が見えてきた。
中へ入ると、ゆっくり見るにはちょうどいい混み具合で、たなかしんさんの絵本の世界にたっぷり浸ることができた。

海の砂を絵の下地に使った作品はもちろんのこと、たなかしんさんご自身が手作りで作られていた絵本に直接触れたり、海外での出版用に描き直したモチーフの違いや、自分と向き合い描いた初期作品など、盛りだくさんの個展だった。

作品のいくつかは剥き出しの状態になっていたので、海の砂を下地に使っている作品は特に、日本画のようにキラキラしていて、とてもきれい。
ぜひ生で見てほしい。

絵本作家さんなので、ストーリーにも惹かれる。
画集とは違って、絵と文章で伝えたいことが伝わってくる。
原画を見て、それに文章が入った絵本を読んで、たなかしんさんの動画を見ていたら、あっという間に2時間経ってしまった。

自分のペースで世界観に浸れる、美術館の展覧会は、やっぱりたのしい。

美術館のあと、明石駅から歩いてそこも10分程度にある、手作り雑貨のセレクトショップ「Kaen」さんにも立ち寄ってみた。
訪れるたびに、雑貨が入れ替わっていたり、壁に写真などの小さな展示が行われていたり、いつも癒されている小さなお店。


店内は秋へと移り変わっていた。
店長の渡辺さんと、かわいい雑貨を眺めながらたくさんお喋りをさせていただき、帰社。

いつもパソコンとにらめっこし、疲れて帰る日と違って、昨日は身体が疲れていても、気持ちがとても元気!
作家さんの作品たちに触れて、わたしも作家として表現したいなと、刺激を受けたいい1日だった。

■そうぞうのかけら―砂で紡ぐたなかしんの物語―
場所:明石市立文化博物館
期間:2025年9月7日まで
開館:9時30分~18時30分 ★会期中無休

■手作り雑貨のセレクトショップ明石 Kaen
営業時間:12時〜18時 ★木曜日定休

訪問日:2025.9.2(モ)

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