【聖地巡礼】劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel] 第1章』公開。物語の舞台、冬木市のモデルになった神戸の街を見てみよう

2017/10/14

スマホゲームのFGOこと『Fate/Grand Order』が大人気ですね（やってませんが…）。
このFGOは、もとはPCやPS2等でリリースされたゲーム、Fate/stay night からのFateシリーズの流れを汲むゲームで、何度かアニメ化もされています。

日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師（マスター）は7騎の使い魔（サーヴァント）と契約し、聖杯を巡る抗争「聖杯戦争」に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。

Wikipedia『Fate/stay night』より

Fate/stay nightには、Fate、Unlimited Blade Works、Heaven’s Feelの3つのルートがあり、2つ目のUnlimited Blade Worksまではアニメ化されていました。
10月14日公開の、第3ルートにあたる『Heaven’s Feel』は初の映像化となります。

さて、そのFate/stay nightの舞台となっている冬木市の背景のモデルには、神戸周辺に集中しています。
ここではその中のいくつかを見ていきましょう。

北野会館前の道は、言峰教会へ続く坂道として出てきます。
物語序盤でバーサーカーに襲われる、あの道ですね。

とても有名な『風見鶏の館』。
ヒロインの一人、遠坂凛の自宅となっている遠坂邸のモデルです。
トンガリ屋根をなくして、左右反転させると遠坂邸になります。
ちなみに遠坂邸の居間は、うろこの家の2階がモデルとのこと。

異人館の街並みも作中に出てきますよ。
ちなみにこのあたりは、北野通りと不動坂の交差点付近、サッスーン邸のところです。
劇中では、左側の柵の色がブラウンになっていました。
写真はないのですが、言峰教会のモデルとなったホテルモントレ神戸は、2017年12月末日で一旦営業終了となり、2020年春にリニューアルされます。
アニメに出てきた姿を見ておきたい方は、年内に訪ねてみてください。

ポートアイランド『北公園』は、作中の『海浜公園』として出てきます。
セイバーとギルガメッシュの死闘があった場所ですね。

ちなみに、神戸大橋の歩道は冬木大橋の歩道としても出てきます。
少し足を伸ばして明石まで行くと、衛宮邸の外塀のモデルとなった織田家長屋門や、主人公の通う高校の弓道場のモデルとなった明石公園の兵庫県立弓道場があります。