神戸には、神戸市民なら絶対に共感する『神戸あるある』があるらしい。
神戸にはどうやら『神戸あるある』というものが存在しているようです。
神戸市民なら“絶対”共感するっていわれています。
林は大阪府出身ですが、神戸に住んで20年近く経ちます。
生まれも育ちも関西のくせにほとんど関西弁を喋っていなかったという、人に言わせると「変な関西人」という烙印を押されたこともあります。
そんな林が『神戸あるある』を、なんとなく見てみることにしました。
その1 神戸弁には「とー」が付く
神戸は関西圏なので、知らない人からすれば関西弁を喋っていると思われそうですが、大阪弁とはちょっと違っています。
大阪弁「何してるん?」
神戸弁「何しとー?」
みたいな感じですね。
なんとなく「とー」は使ってますが、普通に関西圏全域で使われていると思ってました。
その2 最上級の罵倒「ダボ」
標準語の「バカ」、関西弁の「アホ」よりもさらにキツイ言葉が「ダボ」だそうです。
言われたことも言ったこともないのですが、「アホ」には愛情が込められているけど「ダボ」には愛情が含まれていないということで、最上級の罵倒の言葉らしいです。
…これは使えないし、言われたくないですねぇ。
その3 神戸ピラミッド「阪急・JR・阪神」
神戸〜大阪を結ぶ鉄道3路線。
山の手から順に、阪急、JR、阪神となっています。
阪急沿線は一番六甲山の近くを走る路線で、高級住宅街や大学がたくさんあり、ハイソな雰囲気があるため「格が違う」と言われることもしばしば。
JRは沿線に市街地が多く、ビジネスマンや観光客などで賑わっています。
一番海側を走っている阪神は、庶民的と言われています。
甲子園球場の最寄駅が阪神沿線なので、電車が阪神ファンで溢れかえることも多いのが特徴です。
阪神が試合に勝った日はいいけれど、負けた日は殺伐としてるから、その時は乗らない方がいいと、学生時代に言われたことがあります。
でも、一番乗り心地がいいのは阪神電車のような気がします。
乗ったら必ず寝てしまうんですよね。
その4 「神戸ノート」なるものがある
これは最近知ったのですが、神戸市内の小学校では、ほとんどの児童がこの神戸ノートを使っているそうです。
終戦直後の物資がない時代に、子供たちにいいノートを使ってほしいと、関西ノート社が販売したそうです。
学校で指定されているわけではないのですが、今でも多くの児童に愛用されているとのこと。
このレトロな感じがいいですね。
その5 意外と行かない観光名所
神戸の有名な観光地と言えば、ポートタワーや異人館、南京町の中華街ですね。
ところが、ずっと神戸に住んでる人は、行ったことがないという人もけっこういるようです。
途中から神戸市民の林は、もちろん全部行ってますけどね。
そういえば、京都の友人は「清水寺とか金閣寺には行ったことがない」と言ってました。
地元の人ほど身近な観光地には行かないものなのでしょうか。
その6 いちおう150万都市です
神戸は六甲山がすぐ近くにあることからも、実は野生動物の宝庫となっています。
市街地のいたるところでイノシシの目撃情報があり、商店街ではおばちゃんがほうきで追っ払ったりしています。
イノシシも人に対してほとんど警戒心を持っていません。
個人的な遭遇経験としては、東灘区の坂道を登っているとイノシシの親子が坂の上から横一列に並んで睨んできたので止むなく道を変更したり、元町駅前から山に向かって一目散に走っていくイノシシを目撃したこともあります。
ちなみに北区にはイノシシの他に、キツネやタヌキ、アライグマ、シカなどが出没します。
動物好きの人には、たまらない環境ですね。
うり坊はかわいいですよ。
いくつか『神戸あるある』を挙げましたが、ここにあるのは極一部ということです。
とりあえず、途中から神戸市民の林としては「まぁ大体わかる」と言ったところでした。
神戸に遊びに来る時は、チェックしてみてくださいね。