写真がいまいちパッとしない?構図を少しだけ意識して撮ってみよう その3
構図シリーズ3回目です。
『日の丸構図』『3分割構図』『シンメトリー構図』はその1を、『額縁構図』『放射構図』『対角構図』はその2をご覧ください。
S字構図(アルファベット構図)
アルファベット構図にはいくつかありますが、代表的なものはS字構図です。
文字通り、画面の中にS字が入っている構図です。
遠近感や奥行き、柔らかさを出すことができます。
海岸や道路はわかりやすい例ですね。
山の稜線や
料理のお皿の配置にも。
被写体の並びでもS字ならアリです。
S字以外にもC字やU字など応用が効きますので、いろいろ試してみましょう。
三角構図
写真の中に三角形を作る構図です。
建物などを下から煽って撮った写真でよく見かけるのではないでしょうか。
非常に安定感のある写真になります。
複数配置することで、画面にリズムが出ます。
画面全体に使うと、安定感は抜群です。
2分割構図
画面を2つに分割した構図。
お互いの存在感で全体を引き立てます。
シンメトリー構図と合わせても面白いですね。
ただ画面を2つに分けるのではなく、光と影、色合い、造形など違った被写体を入れて面白くなる構図です。
サンプルは上下の分割ですが、左右の分割でももちろんOKです。