「よっこいしょ」の語源と、ヒトはなぜそれを言ってしまうのか
2025/06/26

あいててて。
昨晩、なかやまきんにくんさんの「最速で痩せるめちゃ効くHIIT*」みたいなタイトルのYoutube動画を見ながら、一緒にトレーニングをしまして。早速の筋肉痛がきました。(*短時間の激しい運動と休憩を交互に繰り返すトレーニング方法)
椅子から立ち上がるときについ言ってしまう「はァ〜よっこいしょ」
ふと、このよっこいしょとは一体なんやねんと思ったので調べてみました。
この言葉、仏教の「六根清浄」が由来。六根とは「目、耳、鼻、口、身、意 」の器官(とその能力)のこと。私たちのすべての感覚を清らかであるようにと願う言葉が六根清浄です。
修験道で修行をする方は、「六根清浄」と言いながら山を登ります。それが鈍って「ろっこんじょう」→「ど(よ)っこいしょ」となったと言われています。
ろっこんせいじょう……ろっこんじょ……どっこいしょ(よっこいしょ)
うん〜?なるほど〜?
どっこいしょとよっこいしょの違いはあれですかね、持ち上げるモノの重さが重いか軽いか?そんな気がしますね。より重ければ「どっこいしょ」でしょうか(個人的見解です)
さて、ここからも個人的な見解が続きますが、
この「どっこいしょ」ですが、なんで言ってしまうんでしょう?
しばらく考えてみたんですが、これはやっぱり刷り込み(動物が特定の時期に初めて経験したことを強く学習し、その後もその学習が持続する現象)のようなもので、ちいさいときからの声かけや絵本などによるよっこいしょ文化の浸透によって、重い腰を上げる時の掛け声が定着しているのではないかと。
仮にもし重い腰を上げる時の掛け声が「よっこいしょ」以外の言葉だったら、それが老若男女の力を込める際の手助けになっていたでしょう。「マジカルパワー!」とか。でもお坊さんが「まじかるぱわ〜!」って言いながら修業してたかもとか思うと、それはそれで、なんかこう、威厳とか無いですね。
(イ)