【おっさんホイホイ】ゲーム大好きで育ったぼくが、これまで所持してきたコンピュータを振り返る。その2
その1では、ぴゅう太、PC-8801mkⅡSR、メガドライブを紹介しました。
その後のゲーム機変遷を見ていきます。
土星人の襲来
メガドライブの発売後、しばらくしてからスーパーファミコンが発売されました。
ゲーム機は16bitの時代になっていったのですが、三つ巴のゲームハード戦争の中で、唯一8bit機で頑張っていたPCエンジンは天晴れだったと個人的には思っています。
(上位互換機のPCエンジンスーパーグラフィックスというものもありましたが、ほとんど空気でした。)
そして16bitゲーム機の時代も終わりを告げ、32bit時代に突入します。
セガからはセガサターンが発売され、ソニーがゲーム機業界に参入してプレイステーションを発売します。
これまでスプライトで動いていたキャラクターはポリゴンに変わり、時代は3Dへ変わっていきます。
そんな中、NECのPC-FXは「時代はアニメーションだ!」と、なぜか2D方面へ突き進み、星になってしまいました。
この時代、メガドライブですっかりセガファンとなっていたぼくら兄弟は、迷うことなくこちらを購入しました。
セガサターン
やはりセガであることと、バーチャファイターの完全移植が決め手になりました。
このセガサターンにも名作は多く、定番のバーチャファイターに加え、パンツァードラグーンシリーズ、ナイツ、などなど、プレイしたことのある人は多いのではないでしょうか。
ただ、メガドライブではメガタワーができていたように、セガは周辺機器が好きなのか、ゲームに合わせたコントローラーが数多く出るという困った事態にもなっていました。
バーチャスティック、ハンドルコントローラー、ツインスティック…。
これだけでも場所とりまくりでした。
ありがとう、セガ
ソニーのプレイステーションとのゲームハード戦争において劣勢を強いられていたセガ。
セガサターンの次世代機としてドリームキャストが発売されました。
ドリームキャスト
ドリームキャストは、DreamとBroadcastを合わせた造語で、『夢を広めるマシン』という願いを込めて名付けられました。
「セガってダサい」という自虐CMを憶えている人も多いのでは。
家庭用ゲーム機としては2番目となるモデム標準搭載機。
ちなみに最初のモデム搭載機は、バンダイのピピン アットマークでした。
モデムが搭載されたことでオンラインゲーム普及の先駆けとなり、ドリームキャストの名にふさわしいゲーム機だったと思います。
ドリームキャストで一番遊んだゲームに、ファンタシースターオンライン(Phantasy Star Online)があります。
ファンタシースターオンライン(PSO)はかなり遊びつくしたゲームで、日本で初めて家庭用ゲーム機で成功したオンラインゲームと言えます。
23時〜8時まで通話料が定額になる『テレホーダイ』に加入して、夜な夜なラグオル(舞台となる惑星)で友人たちと冒険していました。
初めてのボス、レアドロプアイテム、知らない人との冒険。
あの時のワクワク感は、初めてのオンラインゲームだったこともあり、このPSOが一番印象に残っています。
そんなドリームキャストも、またもソニー陣営のプレイステーション2との争いに敗れ、ゲーム機業界からの撤退を表明し、セガ最後のゲーム機となってしまいました。
友人の家で遊んだ、SG-1000、SG-1000Ⅱ、セガマークⅢ、マスターシステムから、自分所有のメガドライブ、セガサターン、ドリームキャストまで、ずっとセガのゲーム機で遊んできていたので、セガのゲーム機撤退は悲しいニュースでした。
今まで楽しい夢をありがとう!
初の任天堂ハード
さて、ここまでいろんなゲームで遊んできましたが、一番メジャーなファミコンを始め、任天堂のハードを手にしたことはありませんでした。
それがここにきて、いきなり任天堂ハードを手にすることになります。
ゲームキューブ
この立方体のハードの特長は、ピークパワーでの性能ではなく、安定したパフォーマンスを出し続けることに主眼が置かれていることでした。
なぜPS2ではなく、このゲームキューブを買うことにしたのかと言えば…
ファンタシースターオンラインが出るから。
ドリームキャスト版のエピソードに加え、エピソード2も収録。
ブロードバンド接続になり、テレホタイムを気にせず遊べるようになりました。
また一からの冒険になりましたが、ドリームキャスト版でいつも遊んでいたメンバーとも無事合流でき、ラグオルでの冒険は続きました。
結局、このPSOはドリームキャストから通算して、500時間は軽く遊んでいました。
そんなPSOもサービスが終了しましたが、今までにない新しい体験をさせてくれたゲームでした。
PSOのことばかり書いてますが、ゲームキューブの他のゲームも遊んでますよ、もちろん。
次のゲーム機は、いよいよ若人でもついてこれそうなアレが出てきます。
はい、まだ続きます。
ごめんなさい。
ゲーム大好きで育ったぼくが、これまで所持してきたコンピュータを振り返る。その1
ゲーム大好きで育ったぼくが、これまで所持してきたコンピュータを振り返る。その3