印刷物の色味がイメージと違う?思い通りの色に近づけるための色校正
チラシやポスターやパンフレットなどの印刷物。
満足のいくデザインのものができて印刷してみたけれど、
あれ?
思っていたのと色味が違う…
画面上で見ていただけのデザイン案、プリンタで印刷されたサンプル、実際に仕上がってくる印刷物。
どれも同じデータから生成されたものでも、それぞれ色味は違ってきます。
かと言って、仕上がってくるまで実際の色味がわからないのも不安なものです。
そうならないための方法として、印刷する前にテスト印刷をする色校正というものがあります。
はっきりした色のイメージをお持ちの場合は、色校正を行って色味を調整することをおすすめします。
低コストで全体の雰囲気をチェックできる『簡易校正』
簡易校正は実機ではなく、簡易校正機と専用紙を使用して行う色校正です。
簡易校正でも網点を正確に再現できるので、本番印刷前にモアレや、色味をご確認をいただけます。
A4なら1枚2,000円で出力できます。
実際の印刷機と用紙を使ってシビアな色味をチェックできる『本機校正』
コストはかかってしまいますが、実際の印刷機と用紙を使って印刷するので、色校正のイメージ=仕上がりイメージとして確認できることが最大のメリットです。
特に商品のカタログなど、実物と印刷物の色味に大きなズレがあると良くないものにおすすめしています。
A4 1枚13,000円で印刷できます。
色校正を行う際の注意点
シビアな色味を求められる案件には色校正をおすすめしていますが、色校正を行う際には納期にご注意ください。
色校正の工程が入ると、色校正の印刷やチェックで数日〜1週間ほどの時間がかかってしまいます。
ギリギリのスケジュールで進めてしまうと、色校正の時間がとれなくなってしまうこともあり得ますので、余裕を持ったスケジュールで進められることをおすすめします。