2月3日が節分なのは今だけ?節分にまつわる雑学いろいろ。
2018/01/07
2月3日は節分。
豆まきや恵方巻きといった風習がありますが、この節分に関する雑学を集めてみました。
節分とは?
そもそも節分とは各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、「季節を分ける」ことを意味しています。
季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための行事です。
節分の日について
節分は現在毎年2月3日となっていますが、これは1985年ごろから2024年ごろまでに限ったことで、毎年2月3日に決まっているのではありません。
1984年までは、閏年に2月4日が節分となっており、2025年(あるいは2021年)からは閏年の翌年に2月2日になるそうです。
数十年単位で徐々に前倒しになってきますが、4で割り切れても閏年とならない1900年、2100年、2200年……の翌年に1日遅れて帳消しとなります。
豆まきについて
古くから邪気を追い払うために豆撒きの行事が執り行われていますが、宇多天皇の時代に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ち、災厄を逃れたという故事伝説が始まりと言われています。
穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている、という信仰(または語呂合わせ)で「魔目(まめ)」を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることで邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあります。
恵方巻きについて
恵方巻きとは、節分に恵方を向いて食べると縁起が良いとされている太巻寿司およびそれを食べる風習のことです。
もともとは大阪を中心とした地域で「節分の丸かぶり寿司」「節分の巻き寿司」と呼ばれていました。
無言で目を閉じて食べる、笑いながら食べる、と食べ方は様々です。
個人的には、美味しく食べたらそれが一番幸せだと思ってます。
ちなみに、2018年の恵方は南南東です。
神戸市長田区の長田神社では、2月3日に珍しい古式追儺式が行われます。
興味のある方は、ぜひ見に行ってください。