紙面全体に写真やイラストを使いたいけど、必要な大きさはどれくらい?A4、B4、A3などのチラシからA2、B2のポスターまで、必要な画像データのサイズ一覧表。
2018/05/17
チラシやポスターの制作にあたって、紙面全体にイメージに合った写真やイラストを使用すると、目を引きやすくなったり、印象に残りやすく効果的です。
画像解像度の解説については
『そのデータで大丈夫?印刷に使う画像データの解像度と画像サイズについて。』
『ポスターなどの大判印刷に使いたい写真の解像度が足りない。販促用やアイキャッチ用の大判印刷に使用する時の画像の解像度について。』
を参照していただくとして、専門的にデータ制作等をやっている人でないと、必要なサイズがわからないという方が大半だと思います。
今回はよく使われる紙の規格サイズと、その全面に写真やイラストを印刷するために必要な解像度を一覧表にしました。
紙の規格サイズと必要な解像度
紙面全体に印刷することを前提とした画像解像度として、紙の規格サイズよりも上下左右とも3mmの塗り足しを含めたサイズで記載しています。
手元で見ることが前提のチラシや、販売・グッズ用のポスターに必要な300dpiの場合
紙の規格 | 紙のサイズ | 画像解像度(300dpi) |
A4 | 210×297mm | 2551×3579 |
B4 | 257×364mm | 3106×4370 |
A3 | 297×420mm | 3579×5031 |
A2 | 420×594mm | 5031×7087 |
B2 | 515×728mm | 6154×8669 |
販促やアイキャッチ用などの遠目で見ることが前提の場合は半分の150dpiでいいので
紙の規格 | 紙のサイズ | 画像解像度(150dpi) |
A4 | 210×297mm | 1275×1790 |
B4 | 257×364mm | 1553×2185 |
A3 | 297×420mm | 1790×2515 |
A2 | 420×594mm | 2515×3544 |
B2 | 515×728mm | 3077×4335 |
となります。
さいごに
画像データは可能なら300dpiを確保しておきたいところですが、大判サイズになると大きな画像データを用意するのはなかなか難しいところです。
遠目で見ることが前提の販促・アイキャッチ用でしたら半分の150dpiでも大丈夫なので、大きめのB2サイズでも用意しやすくなりますね。
制作時に用意する画像データの目安としてご活用ください。
【追記】
上の表だけをプリントしておきたい方は、Chrome拡張機能の『PrintWhatYouLike』が便利です。
使い方は『ブログやWebサイトを簡単にPDFに変換したり印刷できる『PrintWhatYouLike』。不要な広告などを削除して必要な部分だけを取り出せるので、資料制作などにも超便利!』をご覧ください。